圧力ih炊飯器に買い換えてちょっと経ったので感想とレビュー

最上位グレードではありませんごめんなさい、でもなかなかいいです

タイガー魔法瓶の 圧力IHジャー炊飯器<炊きたて>ご泡火炊き JPD-G060 を使い始めてちょっと経ったので書いています。

本当はこの上に 土鍋圧力IHジャー炊飯器<炊きたて>土鍋ご泡火炊き JPJ-G060 があるのですが、これにすると値段が倍ぐらいになるのでさすがにそこまで出す気にはなりませんでした。

主な違いを紹介します。私が買ったミドルクラスのものは鍋が金属製ですが、ハイクラスになると本物の土鍋に変わります。で、我々にとって大きいと思うのは、ハイクラスになると音声ガイドが付きます。じつは、注文した後に音声ガイドに気づいて、キャンセルするかどうか迷いましたが、70000円超えていたのでやめました。

これまでは、アイリスオオヤマのちょっとよくわからない7000円ぐらいで買った炊飯器を使っていました。まぁこれはこれでよかったのですが、なんかこう圧力がかかるというロマンで新しいのにしました。古いほうは山梨の家族にあげました。

感想

7000円から30000円にしたので、4倍ぐらいは美味しくなっていてほしいです。で、体感事実としては、確かに美味しいですが、まぁ、もともとの炊き上がりに不満があったわけじゃないので、4倍は変わらないです。ただいいところはけっこうあります。

1つめは、保温機能が格段に高品質になったことです。前の炊飯器は、24時間まで保温できていましたが、24時間が経つころには結構米がカッピカピになってしまっていました。熱が1箇所に偏らないように中身を混ぜておくのですが、それでも米の固まりができる感じでした。ところが、新しい炊飯器ではそんなことはありません。24時間たってもぜんぜん食べられる程度のお米を保ってくれます。さすがにこれ以上やると美味しくないと思うので、必要な量だけ炊飯するのは大事だと思いますが、この保温性能は、そこらへんのマイコン式炊飯器ではなかなか難しい領域だと思います。

次に、鍋の形状が変わって、米が炊飯器の外側に飛び出さなくなりました。前の炊飯器は、とても単純な形の鍋が入っていました。鍋の側面が垂直になっている方式。これだと、米をすくい上げたときに、ひょんなことから鍋の外に米が飛び出して、そのまま炊飯器の縁にくっつくみたいなことがありました。これは結構掃除がめんどくさいし、勢い余って米が場外すると悲惨でした。新しい炊飯器は、鍋底の面積が最も広くなっていて、そこから壺形状のようにちょっとずつ側面がカーブしています。ナノで、それに沿ってすくい上げると、きわどい位置の米が勝手に落とされて、いい感じに救うことができます。外に飛び出しません!

3つめは、音声ガイドこそないものの、メニュー選択の一部で音が違ったり、無洗米モードと通常のモードで音が違ったりすることです。これがあるだけで、最初さえ覚えれば、自由自在にメニューとかタキ加減をコントロールすることができます。この部分はタイガー魔法瓶がこだわっているところらしいですから、炊き上がる米の品質とたきわけ具合はなかなかのものです。

唯一残念だったところは、電源コードを刺している間、ずっとキーンという音がし続けるところです。うちみたいに別の部屋にあれば気にならないのですが、たとえば部屋の数が少なくて同じ部屋に置くしかないという状況では、その都度電源コードを取り外さないとちょっと気になると思います。

操作方法とか

モードの説明とかそのあたりはpdfの説明書があるのでそれを読んでください。

ボタンの説明

ボタンは6個あります。普通に普段使う向きで説明します。

下の段には、左から順に、「予約」、「炊飯/無洗米」、「取り消し」のボタンがあります。

上の段には、左から順に、「時・分」、「保温」、「メニュー」のボタンがあります。「時・分」のボタンはさらに2つに分かれていて、中心より左を押したら「時」、中心より右を押したら「分」として動作します。「メニュー」ボタンも左右に分かれていて、左右矢印のように使います。

操作説明

「保温」ボタンを押すと、保温を行うかどうかを設定できます。音が2回鳴るほうが保温あり、1回鳴るほうが保温なしです。

メニューは左右で選ぶ方式で、右を押すごとに以下の順番で変わります。

  • エコ炊き(初期位置、ビープ音2回、電源を指し直すとここに戻る)
  • 白米
  • ごくうま
  • 早炊き
  • 寿司・カレー
  • 冷凍
  • 炊き込み
  • 炊き込みおこげ(ここを選ぶと音程の違うビープ音)
  • おこわ
  • おかゆ
  • 玄米
  • 麦飯
  • 雑穀
  • 調理
  • 洗浄

予約ボタンを押すたびに、予約1、予約2、給水予約の順番で切り替わります。予約1に戻ったら音が変わります。

予約の時間を設定するところ、ここだけが非常に惜しいです。時間のところだけは、1周しても音が変わらないです。私は予約使わないのでべつにいいんですけどね!

「調理」をメニューから選んだら、調理する時間を設定します。「時/分」のボタンを左右矢印代わりにして時間を調整します。左右で突き当たります。最初は60分が選ばれています。時(左)を押すと時間が増えて、分(右)を押すと減ります。5分単位です。

「炊飯/無洗米」ボタンを1回押すと白米、2回押すと無洗米として調理を開始します。これも音が変わります。

操作手順

まずは米と水を入れます。内蓋と鍋をセットします。

メニューボタンを押して好きなメニューを選びます。

保温がいらないときは、ここで「保温」ボタンを押して保温なしに切り替えます。

白米を炊く場合は「炊飯/無洗米」ボタンを1回押します。無洗米を炊く場合はもう1回押します。「調理」を選んでいた場合は、調理時間を設定してから「炊飯/無洗米」ボタンを1回押して調理を始めます。

これだけです!あとは待つだけです!うますぎる!!!