2019年に書いてたcsunの日記、その1

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2019年3月に、CSUNというアメリカのカンファレンスを見に行っていました。そのときにどうやら日記を書いていたらしいです。ぜんぜん覚えていなかったんだけど、今発掘しました。この日記、途中で切れているのですが、なんか面白いので、途中まで公開しようと思います。暇つぶしに読んでね。

なお、漢字が間違ってるかもしれないし、言ってることが間違ってるかもしれません。そういうのは全部ご愛敬ってことでよろしくお願いします。

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CSUN conference 2019のページ

CSUN(California State University of Northridge)が主催する、最新の支援技術が集まる国際会議。2019年、34回目の開催となる。詳細はもう皆さん知ってると思うし、知らなかったら各自でググってもらえればと思うが…。すごい大雑把に説明すると、日本でいうサイトワールドをもっと大規模に、本格的に、先進的に、未来的に、etc etc etc したものである(爆)。

ずっと(3年ぐらい)行ってみたいと思っていた。いい噂もちょっと微妙な噂も色々聞いたけれど、どっちにしろ行ってみたかった。というか、基本的に私は体験したことしか信じられない/学習できない傾向が強いので、どっちにしろいつか行く以外の選択肢はなかった。

今年は絶好の機会だった。まるで、今年CSUNに行くために、全てが最初から準備され、仕組まれていたかのようだった。インターンは終わり、就職が決まり、春休みの予定も入っていない。大学生活も1年余裕があり、新生活の準備がいらないのも今年だけ。ここで「行かない」って選択をする人は、たぶん人生で損をしている。ちょっと、学生には参加費が高すぎて躊躇しそうになったけれど、そこは「他の人に無理矢理背中を押してもらう」という裏技を使って意識から抹消して、参加登録を済ませた。

今更だが、会場はアメリカ合衆国カリフォルニア州アナハイムである。つまり、アメリカである。つまり、日本ではない。そりゃそうか。そして、私はほぼ海外経験皆無なじゅんじゃぱである。英語は真面目に勉強したので大丈夫だと思うが、どこまでが日本の常識で、どこからがアメリカの常識なのかとか、ぜんぜん分かっていない。つまり、正直なところいろいろ怖い。だがまあ、そんなのは言い訳である。そんなあまったれたことでいいわけがない。

旅行の手配は、 このツアープログラム を利用し、航空券・ホテル等を手続きしてもらった。ついでに、これだと他の参加者と一緒に行けるようになるから、かなり安心できるのではないかと思った。実は、最初から最後まで全部一人で行くことをいろんな方からお薦めされたけれど、今回はさすがに勘弁してもらった。

参加登録後、参加予定の人はメーリングリストに登録され、情報交換をすることができる…はずだったのだが、というか、できるようになったのだが、みんな自己紹介だけで、ぜんぜん情報交換してる気配がない。もっと色々メール送って、最初から仲良くなっておくものみたいなイメージしてたのに。個人的にはかなり自重したほうだけれど、結構いっぱいメールを送ってしまった。

CSUNの参加者としての資格を得るためには、旅行本来の手続きの他に、CSUNのカンファレンス事態に、参加者(attendee)として登録しなければならない。逆に言えば、ここはツアーのほうではやってくれない。なので、自分でやる。でもって…これがすごいお金かかるのである。通常料金で$570ぐらい。つまり、63000円ぐらい。タッケー。学生料金だと半額になるけれど、それでもすごい金額である。学生料金として登録するには、学生証と時間割表をスキャンして、画像データで事務局に送ればよい。専用フォームがあるので、そこから手続きする。日本語の時間割表をおくったら、英語で送り直しなさいって言われてちょっと時間かかったけれど、できた。

アメリカ合衆国に他国から入国する場合、テロ対策等の関係で、ESTAというアメリカ政府機関に、自分の情報を登録しなければならない。それはいいのだが、このサイトが音声で使いにくいことこのうえない。お願いだから、勝手にフォーカス飛ばしたり、へんな場所にエラー表示をポップアップで出すのやめろ。あ、嘘ついた。頼んでない。怒ってる。げきおこぷんぷんまる。なんか、SNSを登録するのがオプションって言っていたけれど、登録しないと進めなかった。GitHubを登録してみたものの、個人を特定できそうな情報は載ってないと思うし、なんのために登録するのか、なんでGitHubが登録可能なSNSのリストに入っているのか、まったく分からなかった。

現地での決済は基本的にカードになると思ったけれど、チップがあることと、うちのカードはデビットカードという扱いになるため、一応現金も持っていくことにした。これで、catの所持金(リアルマネー)は $218 になった。でも、どれがどの札かぜんぜん判別できなかったため、スマホにマネーリーダーを入れた。店頭でアプリを使うわけにはいかないが、ホテルとかで紙幣を判別語、好きなように分けておけばいいのだ。

ご存じの通り、筆者はパソコンオタクであり、インターネット住民である。つまりは、インターネットがなくなったら死ぬ生き物である。若干21歳で死にたくはない……というのもあるが、真面目な話、電話やモバイル回線などは、海外対応モードへの切り替えが面倒であったり、費用がかさむ可能性があり、あほな筆者は絶対になにかやらかすと思った。よって、インターネットを1回線持っているのが一番シンプルだと判断した。そこで、 イモトのWiFi のモバイル回線を借りておいた。

そんな準備を色々としながら、ゲームのコーディングなどをして、自堕落な生活を送りながら、出発当日までの時間を過ごした。メーリングリストで、「現地入りした当日にディズニーランド行きましょうか」とかいうメールが来ていて、飛行機の中で眠れない体質の私の体力が持つのか、それが何よりも心配だった。