[アクセシビリティ改善報告] nature remo ios

前置き

世の中には、スクリーンリーダーでちゃんと読めないアプリがいっぱいあります。ほんとにドウしようもないぐらい読まなくて心が折れるやつもあるんですが、ここだけ読んだらオッケーなのにもったいないというやつもそれなりに転がっています。

最近、そういう惜しいやつは、こっちから連絡して直してもらうようにしています。直してくれる場合と、華麗にするーされる場合があるんですが、直してくれるのはいろんな意味で嬉しいです。

まず、当然ですが、使いやすくなります。場合によっては、使えなかったものが使えるって状態に生まれ変わります。

次に、直してくれた開発者がいるってことは、その会社は直し方を知っていて、直す気がちゃんとあるってことです。つまり、その会社のアプリは、たとえば新しいものが出たときにも、ある程度安心感があるわけです。

で、まあそれを個人で問い合わせして治ってよかったねって感じでもいいんですが、せっかくだから治ったときにここに記録していこうかって思いました。

最初の記録は Nature Remo

家の家電をスマホから操作できるスマートリモコンの Nature Remo。これ、スマホから操作できること自体も嬉しいんですが、私みたいにリモコンの表示が見えない+ボタンの配置を全部覚えなきゃいけない人にとっては、スマホで読めるリモコンが手に入る訳なので、とても便利です。寒くなってきたから暖房にしたいけど設定がわからんとか、そんなのはもう過去の悩みだということです。

ただこれ、1個問題があって。初期設定するときに無線 LAN の SSID を選択するんですが、選択する場所に voiceover カーソルが当たりませんでした。なにもなかったかのように飛ばされちゃって、一番上の SSID が選択されている状態になってました。たまたま選択してるものが一致していれば良いですが、そうじゃないときもあります。そして、そうじゃないときは、独力で設定するのは非常に面倒でした。

これを、確か 8 月ぐらいだったと思うんですが、Nature Remo に問い合わせたところ、1週間ほどで修正してもらえました。サポートの人がとてもよい人でしたね。voiceover ユーザーにとってスマートリモコンが超便利であること、初期設定ができないという重大な問題なので、優先度を上げて対応してほしいというレベル感を開発チームに伝えてくれたらしいです。

ということで、なんか治ったら、こんな感じで感想を書いていきます。いつまで続くかな?