Say the spire セットアップ手順
Say the Spire を動かすまでの道のり
分かってればある程度は簡単なんですが、英語の説明しかないので、それを解説します。
そもそも Say the Spire ってなんやねん
Slay the Spire というゲームがあります。楽しいです。どんなゲームかは、公式サイトを見てください。
Say the Spire は、 Slay the Spire をスクリーンリーダーで読めるようにする追加のプログラムです。これをインストールすると、画面を見なくても、ゲームをプレイできるようになります。
セットアップ手順
前提条件と、ゲームのインストール
前提として、 Say the Spire を入れるには、 Slay the Spire のゲーム本体を Steam で購入する必要があります。他のプラットフォームから購入しても使えません。さっき書いた Steam のサイトから買って入れてください。 Steam のセットアップ自体がなかなか難しいですが、それは今回は解説しないので、まぁ頑張ってください。
スクリーンリーダーは、 NVDA を使用してください。それ以外の話は知りません。
今のところ、ゲームコントローラーによる操作にのみ対応しています。お勧めは、 xbox のコントローラーです。
Say the Spire を subscribe
さっき貼った Say the Spire のリンクを踏むと、 Steam Workshop というサイトに行きます。これは、 Steam のコミュニティーサイトで、ゲーム関連のファイルを共有できるところです。ここからコンテンツをもらうには、 subscribe という処理をする必要があります。
さっきのリンクで Say the Spire の詳細ページに飛ぶはずなので、 Steam アカウントにログインしている状態で Subscribe というリンクを押します。ページの下のほうにモーダルが出てきます。関係する mod を一緒に subscribe するかどうか利いてきてるので、 OK 的な感じにします。ここまでやると、 PC のなかで勝手に色々されて、必要なファイルが落ちてきます。
起動ファイルを落とす
Say the Spireの起動ファイル を落とします。そのまま押すとたぶんテキストが出てきちゃうので、右クリックメニューからの「リンク先をファイルに保存」的なやつで。
もし、 steam や、 Slay the Spire のインストール先ディレクトリを変更している場合、落とした cmd ファイルに書かれているパスをいじる必要があります。まぁ、わざわざインストール先を買えている人は、そのへんが分かってる人なんだろうから、よしなにしてください。普通はやらなくていいです。
Java Access Bridge を有効にしておく
コマンドプロンプトで、
"C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\SlayTheSpire\jre\bin\jabswitch" -enable
というオマジナイを唱えてください。よく分からない人は、上の1行を bat という拡張子で保存して、それを実行してください。例によって Slay the Spire の場所を変えている人は、よしなにしてください。
落とした cmd ファイルから起動する
さっき落とした起動ファイルを、 explorer などで普通にエンターすると、なにか起動します。
起動ファイルからゲームを立ち上げると、 Slay the Spire 本体が立ち上がる前に、 Mod the Spire という画面が出てきます。これは、 Slay the Spire の mod を管理するための存在です。
ゲームを初めて起動するときは、このがめんでタブキーを押していったところの “toggle all mods on / off” というようなボタンを1回押してから、 “play” ボタンを押します。
2回目以降、ゲームを起動するときは、ただ単に “play” ボタンを押します。
この画面を読まない場合、これより1個前のステップで、 Java Access Bridge の有効化が正常にできていない可能性があります。コマンドプロンプトでやっている場合、 “Java Access Bridge has been enabled.” という出力が出ることを確認してください。
ここまでできれば、ゲームの画面をしゃべってくれるようになるはずです。
日本語環境で問題が起こるのを直す
そのままだと、日本語のカード説明を正しく読まないです。ダメージの数値を読まなかったりとか。
で、このバグは、中の人と協力して直したんですが、まだ正式に反映されていません。 私がビルドしたやつを貼っておくので、しばらくはこれを使ってください 。
もし、上のリンクがうまく動かなかったら、たぶんもう正式版になったということなので、そのままでいいです。
使い方ですが、普通に落として、元々のファイルに上書きするだけです。だいたいここにあります。
C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\workshop\content\646570\2239220106\sayTheSpire.jar
以上です。 enjoy.